日本語の好きなところ2

皆さん、日本語使ってますか。
日本語の好きなところ第2弾です。
何故か先日「てにをは」について考える機会があって。私は大好きです、てにをは。

 

日本語は膠着語(助詞などの形態素を用いて文中における単語の役割を示す言語)なんですが、私、結構いいと思うんです。
まあ実際助詞使ってないことも多いけど。
日本語の助詞って組み合わせることもできるし、表現のバリエーションをかなり広げてくれます。
副詞や形容詞で補うのとはまた違う、辞書ではわからないニュアンスというか、あくまで経験則から来る機微みたいなものが、助詞から出てます。私には見えます。。

 

ほら、今だって私「には」って、「に」と「は」をくっつけてる。
でもこれって、母語話者のレベルでは辞書を引いて調べるような違いではないわけです。
「に」とも「は」とも違うし、みんな使えて読み取れるけど、辞書を引くと多分余計にわからない。
これが副詞onlyとかで仮に補われたとしたら、それは意味になってしまう。
意味じゃなくて機微のレイヤーで自分を表現できるって、それがなかなか説明できないって、これぞ言語の醍醐味と思いませんか。

 

「日本語はアンニュイ」って、ラーメンズのコントで言ってたな。
省エネなとこも、いいですよね。