TOEFL受験の概要については下の記事にまとめてありますので、そちらをご参照ください。
この記事では、Reading対策について別途まとめます。
結果
Readingは30点中30点でした。解いている最中も手応えは感じていましたが、まさか満点とは驚きました。
私の勉強法
使った教材は以下のとおりですが、手近な図書館にあったものを借りたので、新形式に対応していない物が多かったです。
勉強を始めて最初に受けた模試で正答率が80%くらいで、そのうちいくつかはTOEFLならではの形式に苦戦したものでした。解きながらわからない単語をメモし、それらを調べた上で、それでも解けない問題はどうして解けないのかを分析しました。
また、分野ごとに明らかに得手不得手があったので、語彙の足りない分野については積極的に(日本語コンテンツでもいいので)知識を増やしました。
旺文社のTOEFLテスト英単語3800にはオマケとして分野ごとの単語をまとめた小冊子がついてくるのですが、これがなかなか便利でした。ただ単語帳自体は全然関連のない順番で単語が並んでいるので、そこはネックだったかも。
また、各種模試を受けるうちにだんだん(なぜか)Readingの成績が悪くなってきてしまいました。これは大変だと思い「TOEFLテストリーディング問題270」を借りてきて勉強しました。新形式になる前の問題集ではありましたが、1パッセージ20分程度でこなせる問題がいくつも掲載されており、スキマ時間でできるので朝とかにチマチマ解いていました。
苦手問題の攻略
私の場合、間違えた問題を復習していくうちに何パターンか間違いの傾向が見えてきました。
- 文挿入問題:これが驚くほど苦手でした。本番はそうでもなかったのですが、問題集の例は「どこでもよくない?」みたいなものばっかりで......。とにかく「指示語があればそれをもとに考える」「悩んだときは、■の前後のつながりが弱い方に挿入」を意識しました。最後まで苦手なままでしたね。ただ、問題集によっては「流し読み」を推奨しているところもありますが、詳論を踏まえた上で全体の流れを踏まえられないとこの問題は解きにくいのではと思いました。
- 要約問題:最後にある要約の問題で、これも得点比率が高いのに苦手で困りました。まずは、Summaryの序文が示されている場合は、その序文の具体例として合致するものを選ぶ。それでうまくいかない場合は、各段落の要約を選ぶ。このとき、「答えの選択肢について更に詳しく述べることができるか」を基準にしました。その選択肢について更に詳しい説明が可能な場合は、その文はなにかの要約であり、正答の可能性があります。反対に、その選択肢以上に詳しく説明できないばあいには、選択肢自体が具体例や詳説であり、正答の可能性は低くなります。